2010-08-04

意見.

どもども。

こんばんは。

TOKKUNです。

僕の好きな曲。

Studio Apartment - Beautiful Sunrise

いい曲。



今日は、『日本の文学』について僕の意見を書いてみました。

音楽を聴きながら、読んで下さい。



 昔から日本では独自の『文学』を築き上げてきた。中国大陸から朝鮮半島を経由して輸入された漢字を使って、漢文と、自分たちの話し言葉に漢字を当てはめた万葉仮名が使われるようになった。そして、その言葉を使い様々な作品を生み出したのである。有名な物としては、古事記・万葉集・源氏物語・枕草子・徒然草・方丈記等、上げていけばきりが無い程である。これらは全て戦前の作品である。しかし、開国とともに西欧の文明が流入し文明開化が起こると、日本文学も大きな影響を受けた。従って、近代と現代を分離し、戦前の文学を近代文学、戦後の文学を現代文学として分ける考え方を私は肯定したい。もし、近代文学を第一世代、現代文学を第二世代とみるのであれば今の文学は『第三世代』ではないだろうか?
 それに大きく影響を与えた物としては『インターネット・ウェブ』が上げられる。近年、若者の『活字離れ』が大きな問題となっているが、これは『インターネット・ウェブ』が大幅に普及した事により紙媒体のメディアや作品の読書率が低下しただけであり、ブログやeメールといった『デジタル活字』を含めた場合、読書率に関しては大して変化は無いというのが私の見解である。しかし、この考えもあながち間違いでは無いだろう。なぜならば、書籍化や漫画家を経て映画化やテレビドラマ化された『恋空』等は携帯小説が根源なのである。その位、最近の若者にとって『デジタル活字』は需要が高いのである。実際に他者のブログを読むのが毎日の日課となっている人も多い。またそれに加え紙媒体の作品でさえ読まれる物は読まれるのである。世界的にみればJ.K.ローリング著書の『ハリーポッター』、日本だけでみるならば村上春樹著書の『1Q84』等の大作は社会現象にまでなる程、多くの人に読まれる作品になった。これらの作品を知らない人は多分いないであろう。
 この様に時が流れるにつれ『文学』も大幅に変化してきているのである。これからの日本の『文学』に課題を設けるとするのであれば、『インターネット・ウェブ』での展開を軸としていく中で、社会現象を理解し、若者のニーズに答える事のできる作品を作るべきである。しかし、日本語能力の低下等が懸念されている現代で若者に合わせすぎた作品にしてしまうと、それらの問題をより促進させてしまうだけである。従って、高いレベルでの日本語を用い、内容は若者の心を上手く掴むという様な作品が理想的ではないだろうか。いずれにせよ、『インターネット・ウェブ』が文学に与えた影響は非常に大きいものなのである。



皆さんの意見はどうですか?




難波のどっかの壁。

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